2億8000万円を着服=信組係長「競馬に」
さくらの街信用組合(新潟県阿賀野市)は30日、総務部の男性係長(42)が顧客の資金や金庫に保管されていた現金約2億8000万円を着服したと発表した。
着服金の一部は家族が弁済したが、同信組は告訴する方針。
同信組によると、係長は2009年~今年9月、顧客22人分の名義を無断で使用して融資を受けるなどの手口で、計約2100万円を着服。13年からは金庫に保管されていた現金約2億6000万円を複数回にわたり持ち出していた。係長は「競馬に使った」と話しているという。
係長が9月14日、「金庫の金を銀行に預ける」と職場を出たまま一時行方が分からなくなったことから、同信組が内部調査を行い、発覚した。
同信組の長谷川信一理事長は記者会見で「信用を第一とする地域金融機関として誠に申し訳ない。信頼回復に向け全力で取り組む」と話した。
2015年9月30日 - ヤフーニュース
20代男性、なりすまし300万円被害馬券の情報料名目
磐梯町の20代の自営業男性が、当たり馬券の情報提供を持ち掛ける男の電話を信じ、現金約300万円をだまし取られていたことが1日、猪苗代署への取材で分かった。同署は「なりすまし詐欺」事件として調べている。
同署によると、男性の携帯電話に6月上旬ごろ、「競馬必勝・勝ち馬がわかる」などと書かれたメールが届いた。男性が会員登録したところ、競馬情報提供会社を名乗る男から電話があり、男性は指定された口座に、登録料や情報料として数回にわたって現金を振り込んだ。
男性が後日、教えてもらった馬券を購入したが外れたため、再度教わろうと連絡したがつながらず、同署に届け出たという。
2015年9月2日 - ヤフーニュース
富山市で特殊詐欺相次ぐ2件で1000万円超の被害
6月下旬から先月下旬にかけ、富山市内で特殊詐欺の被害が相次いでいます。
70代の女性と50代の男性が、あわせておよそ1000万円をだまし取られていたことがわかりました。
富山中央警察署によりますと、先月21日、富山市の70代の女性の自宅に、男から「過去にあなたが投資したときの還付金がある」などと電話がありました。
その後、ほかの男から電話で「還付金の郵送のためには保証金が必要になる」などと言われ、先月30日までに6回にわたり、712万円を指定口座に振り込んだということです。
また、富山市の50代の男性は6月下旬から先月21日にかけ、男から電話で「競馬のレース結果が事前にわかる」などと言われ、3回にわたって304万円を指定口座に振り込み、だまし取られたということです。
警察では、還付金やもうけ話など不審な電話があった際は相談するよう呼びかけています。
2015年8月5日 - ヤフーニュース
「当たり馬券教える」特殊詐欺70代男性5600万円被害
勝ち馬券を教えると嘘をつく手口で、広島市中区の70代の男性が計5600万円をだまし取られる特殊詐欺事件があり、広島中央署が注意を呼びかけている。
同署によると、3月27日、男性は携帯電話にかかってきた競馬関連会社員を名乗る男に「会員になったら競馬の当たり馬券を教える」などともちかけられ、入会金10万円や情報料、馬券購入代などを別の男が指定してきた口座に振り込んだ。
さらに、「購入した馬券が的中し8千万円の払い戻しがある。払い戻し金を振り込む前に、当社との取引実績を作りたい」などと言われ現金5百万円を入金。その後、「手違いがあった。トラブル解決のためにお金が必要」などとだまされ、6月25日ごろまでの間、30回にわたって計5600万円をだまし取られたという。
2015年7月6日 - 産経WEST
「勝ち馬情報会社」装い、女性ダマした男逮捕
競馬の勝ち馬情報を提供する架空の会社の社員を装って現金をだまし取ったとして、福井県警大野署は16日までに、詐欺の疑いで、東京都府中市美好町、アルバイト、古屋翔太郎容疑者(24)を逮捕した。同署によると、古屋容疑者は「知らない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は平成25年4月上旬から6月中旬にかけ、千葉県内に住む50代女性に電話し「特別な配当の高いレースに投票できる会員に選ばれた」などと言って、現金計約200万円を振り込ませて詐取した疑い。女性は「レースに関する情報を馬主からもらっている」と言われ、信じたという。
大野署は、今年1月に同様の手口の詐欺容疑で別の男を逮捕しており、関連を調べている。
2015年6月16日 - 産経WEST
「競馬必勝法情報」詐欺で1700万円被害
兵庫県警西宮署は9日、同県西宮市の無職男性(70)が、競馬の必勝法情報の提供名目で約1700万円をだまし取られる被害にあったと発表した。同署は詐欺事件として調べている。
同署によると今年1月、男性方に男から「競馬の出来レース情報を買い取っている会社がある。金を出すから、あなたの名義で申し込んでほしい」という電話があった。後日、別の男から「あなたが原因でレースが不成立になったので、損害賠償を払え」との電話があり、男性は1月下旬~5月上旬、計15回にわたって男の指定した複数の口座に計1710万円を振り込んだ。
2015年6月10日 - 産経WEST