「確実に当たる競馬情報」とウソ 3人逮捕
「当たり馬券」の情報を巡るウソの話で女性(62)から現金をだまし取ろうとしたとして、警視庁は、詐欺グループの30代の男3人を逮捕した。
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、無職の唐鎌一樹容疑者(34)や寺田賢容疑者(36)ら男3人。
警視庁によると、唐鎌容疑者らは9日から11日にかけて、東京・新宿区のマンションの部屋から、府中市の女性に対し、電話やメールで「会員になれば確実に当たる競馬情報があります」などとウソをつき、現金をだまし取ろうとした疑いがもたれている。3人は調べに対し、容疑を否認しているという。
警視庁は、唐鎌容疑者らの詐欺グループが同様の手口で去年11月以降だけで少なくとも十数人から約850万円をだまし取ったとみて調べている。
2016年5月12日 - 日テレNEWS24
「競馬必勝法」詐欺事件 京都地裁が30代の兄弟に無罪判決
競馬の必勝法を教えると持ちかけ、現金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた、千葉県船橋市の兄(34)と弟(32)の両被告の判決公判が3日、京都地裁で開かれ、坪井祐子裁判長は「詐欺の電話をかけたと認定することはできない」などとして2人に無罪(それぞれ求刑懲役8年)を言い渡した。
2人は平成25年9~11月ごろ、福岡県内の男性らに「確実に的中する競馬情報を教える」などと電話し、計約1070万円を詐取したとして、起訴された。
判決理由で坪井裁判長は、「詐欺を行っていたことをうかがわせる証拠はある」と指摘。一方、詐欺で使われた電話は「拠点としていたマンションから発信されたことを示す証拠がない」と無罪を言い渡した。
2016年3月3日 - 産経WEST
「競馬の予想教える」詐欺容疑で会社社長ら逮捕
「競馬の予想を高い確率で的中させる」と偽って情報料などをだまし取っていたとして、千葉県警察本部は、41歳の会社社長や元従業員など13人を詐欺の疑いで逮捕しました。
警察は、全国の延べ4万人から合わせて30億円近くをだまし取った疑いがあるとみて実態を調べています。
逮捕されたのは、千葉県市川市にある情報提供会社の社長、大多和孝良容疑者(41)と、妻のさとみ容疑者(36)、それに元従業員など合わせて13人です。
警察の調べによりますと、大多和社長らは去年5月までの1年余りの間に、「競馬の予想を高い確率で的中させる」と偽って、東京や千葉などの4人から現金合わせて200万円近くをだまし取った詐欺の疑いが持たれています。
客にはダイレクトメールなどを送って勧誘し、過去に的中させたといううその実績を示したり、「著名な専門家が監修した予想情報を特別に提供する」などと、うその話を持ちかけたりして、会費や情報料を集めていたということです。
しかし実際には、根拠のない情報を伝え、予想が外れた場合は「監修する人が交通事故に遭い、十分な予想ができなかった」などと説明していたということです。
警察は、会社ぐるみで詐欺に関わり、およそ10年間に全国の延べ4万人から合わせて30億円近くをだまし取った疑いがあるとみて実態を調べています。
2016年1月14日 - NHK NEWS WEB