警察にすぐ相談し口座凍結
鳥栖市の50代男性がニセ電話詐欺に遭い、計330万円を振り込んだものの、警察にすぐ相談して振り込み先の口座を凍結でき、300万円が返金された。鳥栖署が13日、発表した。
同署によると、男性の携帯電話に11月30日、競馬情報サイトの社員を名乗る男から「着順の決まったレースがある」と、地方競馬中継を見るように促す電話があった。翌日の中継中、男から「ゴールの500メートル手前になれば当選する着順を読み上げる」と電話があり、その通りになったため、予想してもらえる次のレースの参加費として12月6日、30万円を市内の金融機関ATMから振り込んだ。
男性はさらに、当選金を高額にするためとして800万円の投資を持ち掛けられたが、11日に300万円を振り込んだ直後、不審に思って家族に相談。届けを受けた鳥栖署が金融機関に口座凍結を依頼した。
同署は「詐欺に遭っても早めの届け出で被害を防ぐこともできる」と相談を促している。
2016年12月14日 - 佐賀新聞
競馬もうけ話で756万円被害
青森署は25日、青森市在住の40代の男性会社員が競馬のもうけ話に乗せられ、約756万円をだまし取られたと発表した。 同署によると、会社員は8月下旬ごろ、競馬情報を提供する「ホースナレッジ」というサイトから携帯電話でメールを受信。名前や電話番号を登録すると、同サイトの運営者を名乗る男から「投資会員になれば必ず当たる競馬の着順を教える。試しに競馬のライブ中継を見て」などと電話があった。レースの結果が男の予想通りだったため、会社員は信用したという。 さらに「情報を教えるには優先順位があり、金を払えばすぐに教える」などと持ちかけられ、会社員は9月13~28日に計5回、青森市内の現金自動受払機(ATM)やインターネットバンキングの指定された関東地方の4口座に計755万9000円を振り込んだ。その後、男と連絡が取れなくなり、詐欺被害に気付いたという。
2016年11月27日 - 毎日新聞